【画像】雅子様のドレスやティアラをご紹介!皇室の伝統が素敵すぎ

2019年5月1日、令和の時代がスタート。

数々の式典で拝見する皇室のエレガントなドレスやキラキラと輝くティアラが話題となっています。

雅子様のドレスや皇室に受け継がれているティアラをご紹介します。

雅子さまのドレスとティアラ

皇室の式典に用いられる格式高いドレスやティアラ。

ドレスとティアラのデザインデザイナーを見ていきましょう。

令和元年 5月 即位御朝見の儀

皇后陛下となられた雅子様

こちらは、天皇即位後の儀式「即位後朝見の儀」に向かわれる雅子様です。

皇后陛下になられた雅子様は、ローブ・デコルテの長袖をお召になられていました。日本の皇室では儀式用の正装はローブ・デコルテ。女性皇族の第一礼装は他にローブモンタントがあります。

ローブ・デコルテとは?

 

ネックラインが深く大きくカットした、首元や胸元を露わにしたドレスのこと(仏)。

欧米では夜の正装。夜のパーティーや夜の演劇を鑑賞するためのドレスであるイブニングドレスの代表的な礼装スタイルの一つ。生地の色はアイボリーか淡い色。ブロケード、タフタ、レースなど絹を用い地織や刺繍で模様を出す。

 

本来ローブ・デコルテとは、肩に少しかかる程度のお袖のため、雅子様がお召になられたドレスは長袖タイプです。(実際は、半袖ですね)

胸元の柔らかな曲線のカットがエレガントです。

ドレスのカラーはオフホワイト

オフホワイトは新天皇陛下に準ずるお色です。凛として清らかですね。

天皇陛下がホワイトタイを身につけられたら、準ずるものはローブ・デコルテ。お色は白またはそれに準ずる色なのだそうです。

ティアラは最も由緒ある第一ティアラ

歴代の皇后から受け継がれた3つのティアラの内の最高位のティアラです。

この第一ティアラは、明治天皇の皇后である昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)から130年余続く歴史があります。雅子様で5代目ですね。(2019年)

ティアラには、プラチナの上に1000個のダイヤモンド、そして、世界で13番めに大きいダイヤモンドが中央トップにあしらわれています。

ティアラの上の飾りは取り外しブローチにできるようになっていて、大粒のダイヤモンドが特徴です。

ティアラは、大粒ダイヤモンドと太陽モチーフの飾りがあり、3Wayの装いができるようになっています。

1885年(明治18年)ドイツ・ベルリンの御用・金工師レオンハード&フィーゲルが製造、宝飾部分はパリの高級宝飾店ショーメ制作し、ジュエリーメーカーのミキモトがメンテナンスを行っています。

ネックレスは、大正天皇の皇后と昭和天皇の皇后が身につけられていた3重のダイヤモンドネックレスをリフォームされて、代々受け継がれてきた2重のネックレスとしてお召になっていました。

ネックレスも大粒のダイヤモンドです。

その他のアクセサリーは、オペラ・グローブ、リボンの勲章、ブレスレット、扇を身につけられていました。

お時間ある方は、皇族の方々ドレス&ティアラ動画(35秒)もどうぞ。

令和元年 10月 饗宴の儀(即位の礼)

雅子様は、アイボリーを思わせるような白を基調としたローブ・デコルテをお召になっていました。

ローブ・デコルテの上に、バラと花びらのような華やかな襟がほどこされています。

ローブ・デコルテをお召の時は、オペラ・グローブを身につけるか、またはグローブを手に持ちます。

ご結婚時のドレスとよく似ていることや、ご結婚時のドレスは森英恵さんのデザインであったことから、この時もデザイナー森英恵さんの説が有力です。

雅子様は、皇后第一ティアラを身につけられていました。

世界で13番めに大きなダイヤがあしらわれた、皇后第一ティアラは国賓を迎えるにふさわしいですね。

こちらは、スペイン国王夫妻(同じ民間出身のレティシア王妃)と天皇皇后両陛下。

こちらは、ブルネイ王と皇太子(ネットで噂になっているイケメン王子)と天皇皇后両陛下。

こちらは、オランダのマキシマ王妃同じ民間出身)と皇后雅子さま。友情が伺えますね。

令和元年 11月 祝賀御列の儀・パレード(即位の礼)

即位祝賀パレード(祝賀御列の儀)では、雅子皇后陛下第一ティアラを身につけられていました。

こちらが、神々しい輝きとネットで噂のティアラの画像です。

太陽光のみでの素晴らしい輝きです。

プラチナの上に1000個ものダイヤモンド。

すごい輝きです。

https://twitter.com/hiro07552827/status/1193777473621610496?s=20

そして、” 雅子様の涙 ” が何より輝いていたとネットでは反響がありました。

皇后陛下として立たれる決意と今までの想いを感じ入られたのではとコメントが寄せられていました。

こちらが噂の画像、” 雅子様の涙 ”です。

ネットでは、皇室の方々は少し遠い存在に感じるけれど、雅子様の涙を見て人間らしい暖かさのある方が皇后で良かったと思う、ともコメントが寄せられていました。

皇后雅子様のご活躍が楽しみですね。

結婚の儀|ご成婚

雅子親王妃となられた雅子様(当時29歳)

皇后になる26年前です。お綺麗ですね。

雅子様は、世界的ファッションデザイナー森英恵さんがデザインされたドレス、ローブ・デコルテをお召になられていました。

ローブ・デコルテの上に、ばらの花びら型の白と金の飾りを襟にあしらった半袖のジャケットをはおられ、まるで雅子様が大輪の花になったかのようなデザインです。

こちらは、赤坂御所にお戻りになられた時の写真です。大柄で、繊細な織りが美しい生地ですね!ドレスと同布のハンドバッグをお持ちになっています。

こちらの画像は、雅子様のお顔が、少しほっとして笑みが浮かんでいます。さぞ緊張されたでしょうね。

ティアラは、昭和天皇の皇后である香淳皇后、上皇后陛下の美智子様、そして雅子様と3代に渡って受け継がれてきた皇太子妃第一ティアラです。

ご結婚の1993年から2003年頃までは、ボリュームが有って華やかで若々しいデザインのティアラを身につけられていました。

皇太子殿下ご婚儀のため妃殿下ご用品として調整されたものです。素敵ですね。

皇后と皇太子妃のティアラ 伝統まとめ

皇后陛下は3つ皇太子妃は2つのティアラがあります。

画像で比較&まとめてみました。

皇后の第一ティアラ

こちらは、上皇后美智子様が皇后であった時の画像です。

皇后のティアラは3つ。場面に合わせて使い分けをなさるそうです。

前述にもあったように、第一ティアラ最も由緒のある格式高いティアラです。

第一ティアラは、明治天皇の昭憲皇太后から受け継がれ、調整されながら大切にメンテナンスされながら134年受け継がれてきました。(2019年)

1000粒のダイヤモンドと中央の世界で13番目に大きいダイヤモンド。

60粒はブリリアンカットが施されています。まばゆい輝きです。

こちらの画像は、皇后陛下の頃の美智子様。

 

第一ティアラの中央の飾りは2種類あり3通りのティアラにすることができます。

日本神話の主神である天照大御神をイメージした太陽モチーフの飾りにも付け替えできます。

こちらの画像は、明治天皇の昭憲皇太后。太陽モチーフの第一ティアラ。

ティアラの中央には太陽の飾りがほどこされており、日本神話の主神である天照大御神をイメージしています。大粒のダイヤモンドと太陽の飾りをブローチとして取り外せます。

こちらの画像は、昭和天皇の香淳皇后。シンプルな3通り目の第一ティアラ。

1885年(明治18年)ドイツ・ベルリンの御用・金工師レオンハード&フィーゲルが製造、宝飾部分はパリの高級宝飾店ショーメ制作。

メンテナンスはジュエリーメーカーミキモトが担当。

皇后の第二ティアラ

海外で最もよく知られているティアラです。皇后の菊ティアラ(The imperial Chrysunthemum tiara)と呼ばれています。

海外ウェブでは、美智子さまがカチューシャのように身につけられているのがとてもファッショナブル書かれました。

この皇后の菊ティアラは重さが500gあるそうです。なので、美智子様は頚椎を痛めてからはティアラはされていないのですね。

この皇后の菊ティアラは、1917年(大正6年)に大正天皇の貞明皇后(ていめいこうごう)がお持ちになっていた菊の紋章のネックレスを、ジュエリーメーカーのミキモトがリメイクしました。

天皇家の菊の御紋でもあり日本の国章でもある、菊花紋です。

昭和天皇の香淳皇后から、皇后陛下の頃の美智子様へ。

ティアラとおそろいの菊花紋のブローチが素敵ですね。

皇后の第三ティアラ

葉が扇状に広がった植物文様であるパルメット文様がモチーフになっており、パルメットティアラと呼ばれています。

1928年(昭和3年)、ジュエリーメーカーミキモトの制作。

 

パルメット文様とは?

パルメットは美術用語で、椰子(ヤシ)という意味のラテン語Palmaに由来します。

古代エジプトにはじまりギリシャで広く使われたパターンであり、椰子の葉を図案化して下端を曲線で繋いでいく文様。古代オリエントでは、生命の繁栄や発展をあらわす。

 

https://twitter.com/rokurokugyo/status/809024901050793986?s=20

フランスのナポレオンの時代では、鷲とパルメット(椰子)は皇帝のシンボルでした。

日本には飛鳥時代(600年代頃)にパルメット文様が伝わり、パルメット文様が施された瓦が出土されたり、現代の日本では着物の柄のパルメット唐草文様となって愛されています。

着物にほどこされるほど、パルメット文様は日本でも縁起の良い象徴的な柄なのですね。

https://twitter.com/ayano_jewelry9/status/1096113053236510720?s=20

 

こちらは、秩父宮節子(勢津子)様の画像です。よく見ると、第二ティアラを着用されているようにみえることから、美智子様に受け継がれたのでは?とネットでは噂になっています。

秩父宮節子様から受け継がれた説はかなり濃厚そうです。

分かり次第記載しますね。

皇太子妃の第一ティアラ

雅子様はご結婚された1993年から2003年まで着用されていました。

昭和天皇の香淳皇后、美智子さま、雅子さまの3代続く皇太子妃の第一ティアラです。

1924年(大正13年)、皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)のご婚儀の際に、大正12年に後の香淳皇后のティアラとして製作されました。

そして、上皇陛下が皇太子殿下の時に、ティアラは美智子様のご結婚のご用品としてリフォームされています。

こちらの画像では、皇太子妃美智子さまは皇太子妃第一ティアラ、香淳皇后は皇后第二ティアラ(皇后の菊ティアラ)。

こちらは妃殿下の頃の美智子様の画像です。お美しいですね。

ちなみに、皇室ティアラについて調べていくと、この皇太子妃第一ティアラがネットオークションで売られたという噂もありましたが、伝統のある皇室のご用品ですので惑わされないでくださいね。

2019年(令和元年)5月、皇太子妃第一ティアラは紀子さまが身につけられていますので、無くなっていません。

皇太子妃の第二ティアラ

2006年から2018年1月まで、皇太子妃時代の美智子様が身につけられていたティアラを、雅子様は身につけられていました。

大粒の真珠とダイヤモンドが印象的なデザインです。素材はプラチナ。

お揃いのネックレスと合わせられて美しいですね。

こちらは皇太子妃の頃の美智子様。

ティアラの値段はプライスレス

皇室のティアラについて調べていると、値段についてコメントが多く寄せられていました。

皇后や皇太子妃のティアラや宝飾品の値段は公表されていません。前述にもあるように、歴代の皇后たちに受け継がれてきた宝飾品なので価値は形にできないものと言って良いでしょう。

ネットには、眞子さま佳子さまのティアラが約2,500万(和光とミキモト)その他女性皇族のティアラは約1500万といわれているので、皇后陛下や皇太子妃殿下のティアラはおおよそ5000万以上の制作費はかかっている、との予想コメントもありました。

製作時の貨幣価値もありますし、プライスレスですね。

皇室のドレス|皇后ティアラと皇太子妃ティアラ まとめ

 

歴代の皇后が受け継ぐティアラは3つ。その中で最も格式高いティアラが、世界で13番目に大きいダイヤモンドがあしらわれている第一ティアラです。

雅子さまのご婚礼のドレスが森英恵さんがデザインされたローブ・デコルテのため、即位祝賀パレードのドレスのデザイナーも森英恵さんの説が有力です。

皇室の気になる情報は調査していきたいと思います。

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